Knowledge
調査・分析の基礎知識
手法の名前だけを説明して終わる記事は書きません。実際にやる手順、結果の読み方、必要な回収数、そして「その手法では分からないこと」まで書きます。すべて、私たちが分析ツールを作るときに自分で使っている基準です。
集計の基本
回答が集まったあと、最初にやること。
単純集計(GT表)とは — 分析より先に、必ずここを見る
単純集計(GT表)とは、調査票のすべての設問について、選択肢ごとの回答者数と構成比を1つの表にまとめたものです。分析の出発点であり、クロス集計や高度な分析に進む前に必ず確認する表です。
読むクロス集計とは — 表の作り方と、読み違えないための約束事
クロス集計とは、2つの設問を掛け合わせ、「どの層が」「どう答えたか」を1つの表にまとめる集計方法です。単純集計が全体の平均像を示すのに対し、クロス集計は差を見つけるための集計です。
読むウェイトバック集計とは — 回収の偏りを、実際の構成に戻す
ウェイトバック集計とは、回収したデータの構成比が母集団の構成比とずれているとき、各回答者に重みを付けて集計し直し、母集団の構成に合わせる手法です。
読む統計の土台
何人集めれば足りるか、その差を信じてよいか。
価格を決める
いくらで売るかを、勘ではなくデータで決める。
顧客を理解する
誰が、何を求めているのかを分解する。
MaxDiff分析とは — 「全部大事」を終わらせる聞き方
MaxDiff分析(最良・最悪スケーリング)とは、多数の項目から4〜5個ずつを繰り返し提示し、そのたびに「最も重要なもの」と「最も重要でないもの」を1つずつ選ばせることで、項目全体の優先順位を数値化する手法です。
読むクラスター分析とは — 顧客をいくつに分けるかを、勘で決めない
クラスター分析とは、回答者を「答え方の似た者どうし」で自動的にグループ分けする手法です。あらかじめ分類の正解を与えず、データの中にある塊を機械的に見つけ出します。
読むNPSとは — 計算は簡単、解釈は難しい指標
NPS(ネット・プロモーター・スコア)とは、「この商品を友人や同僚にすすめる可能性はどのくらいですか」を0〜10の11段階で聞き、9〜10と答えた人の割合から0〜6と答えた人の割合を引いた数値です。−100〜+100の範囲を取ります。
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